日曜日, 7月 02, 2017

月村了衛著「機能警察 暗黒市場」、ユーリ・オズノフ元警部のロシア時代の回想から始まる武器の密輸に関するマヒアと世界の武器商人の暗躍、著者の渾身の物語だ。人型ロボットの兵器と金、政治が絡む暗黒市場を見事に描いている。ロシア捜査員時代の友人、人間関係、父と息子さらに上司とそれら人間関係を描きつつ物語は迫真の状況を見事に描き出す戦場を見事に執拗に描く。傑作だ。

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