木曜日, 6月 01, 2017

ロバート・ゴダード著「闇に浮かぶ絵」下、遂に終盤が訪れた。裁判で勝訴したジェイムズのその先に待っていたものは破滅という現実でした。終盤のプロットの展開は読者の予想を裏切り途轍もなく面白い結末でした。作者はまさに読ませる技をふんだんに盛り込み結末を用意したのでした。思えば人間の感情の全て、人生観、正義、憎悪、悪、絶望、希望、光、愛情、怨念すべてがこの小説にあるような気がします。

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