木曜日, 5月 10, 2012


三浦しをん著「舟を編む」を読んで。
玄武書房に勤務する青年馬締を中心に国語辞典「大渡海」を編纂する物語だ。2012年本屋大賞受賞作品である。辞典編纂を通して「言葉」が人と人を繋ぎ、辞書作りに人生を賭ける人々の何とも温かな小説だ。

火曜日, 5月 08, 2012


宮沢やすみ監修「京都とっておき和菓子散歩」を読んで。
和菓子好きが高じて、遂に京都へと。あまた老舗の和菓子、京都を訪れる度に立ち寄り買う。先月末は、二条駿河屋さんに立ち寄り秀吉が褒めたといわれる羊羹は薄紅色したしっかりした食感で甘さは控え目だった。また松露はお茶受けだそうで半生菓子で小さなキノコの形をしていて中に餡が入っている。表題の書は、老舗の和菓子を求めての散歩をその歴史とともに紹介している。