金曜日, 7月 29, 2011

秦野るり子著「バチカン」を読んで。

世界最小の独立国家「バチカン市国」は、カトリックの天王山ローマ教皇(法王)により全世界のカトリックの教会・団体を束ねる。人口は600人にも満たないが、教皇を国家元首として国旗・国歌・コイン・切手を持つ。著者は記者であるが、バチカンの歴史から現代のバチカンが抱える諸問題まで解りやすく解説して、バチカンを訪問してみたいという気にさせる解説本だ。

水曜日, 7月 27, 2011

ミネット・ウォルターズ著「女彫刻家」を読んで。

舞台は、ロンドンの郊外サウサンプトン、マーティン家で起きた惨殺事件について本を書こうとする主人公ロザリンド・リーは、弁護士である。オリーブが、母と妹を惨殺する。自白を元に逮捕服役中の彼女に接見しながら状況の調査に乗り出し、結果オリーブが犯人でないと確信を得る。サイコ調でもなくロマンスミステリーでもなく、適当に楽しめる推理小説だ。

水曜日, 7月 06, 2011

マーク・ピーターセン著「日本人の英語」を読んで。

前置詞や不定冠詞と単数と複数、時制、完了形、受動態とどれも日本人が英語を書くときに迷うつまり使い方が解らない英文法の問題である。著者は日本文学を研究し日本に住むネイティブアメリカン、大学教授である。この本で本当に目から鱗的衝撃でした。英語での論理的思考から英文法を説明という経験したことのない体験をした次第だ。