土曜日, 10月 18, 2008

シドニィ・シェルダン著「陰謀の日」を読んで。

オーストラリア、ケアンズから帰ってきて風邪を引き中々なおらない。この本の主人公であるロバート・ベラミーは米国海軍情報局の中佐である。主に諜報業務を受け持つこの機関はベトナム戦争でも活躍していた。ロバート中佐にある日、極秘に上司ヒリヤード将軍から命令が下る。スイスにUFOが墜落しそこの現場を見た者全員の居場所を探るというものだ。バスに乗り合わせた7人について、ロバート中佐の諜報活動が開始される。スイス、イタリア、モスクワ・・と世界中を飛び回り、次々とUFOに遭遇した人物を本部に知らせて行く。最後の一人を発見したところで、彼は今まで報告した人物全員が殺害されていることに気づく。結末は意外な展開を魅せる。この本はかなり面白い私の評価では星5つである。

シドニィ・シェルダン著「空が落ちる」を読んで。

久しぶりにシェルダンの著作を読む。この本の主人公は、ダナ・エバンス彼女は著名なテレビWYNのニュースキャスターである。サラエボ内線取材中に両親を亡くしたケマルという少年の身元引受人としてワシントンに連れて来た。取材が切掛けで著名な一家ウィンスロープ家の殺人に遭遇する。取材を進めて行く内に一家5人が死亡したとの事実に遭遇する。イタリア、スイス、ロシアと世界を駆け巡りダナは、その謎を追求してゆく。
ディーバーとの比較で読んでみると物語の筋は甲乙つけがたく面白い事件は世界中を駆け巡る意味では、旅行好きな私にとってシェルダンは魅力である。最後の詰めがシェルダンは甘い。ローラコースター的な急展開、逆転につぐ逆転という発送はない。


水曜日, 10月 08, 2008

デイビッド・アーモンド著「闇の底のシルキー」を読んで

過去の炭鉱の村ストーニゲイト村引っ越してきた少年キットと少年の家族なかんずく、炭鉱で働いたことのあるおじーちゃん、そして少年の学友のアスキューらが織り成す冒険、廃鉱の中で繰り広げる「死」のゲームなど。読んでいて、昔少年時代神社の上手の廃鉱の洞穴に仲間と蝋燭を片手に腹ばいになって入り込みキメの細かな粘土を採取した記憶が鮮明に浮かび上がった。この物語には何ともいえぬ昔日の記憶を呼び起こす何かがある。秋の夕日、遅くまで戸外で遊んでいて家路に着くそこにある家の電灯の火。。。

続ケアンズ取れたて情報

観光情報を掲載していなかったので、下記に掲載する。お決まりのコースとして、キュランダとGBRに行ってきた。総じてオプショナルツアーは、現地で直接旅行会社にあたるのが安い。但し日本語のガイドが同行しない場合が多い。キュランダでは、行きはケーブルカーで帰りはレトロな列車でというツアーであった。市内各ホテルからツアー参加者をマイクロバスで1箇所に集め、そこから大型バスで現地に向かう。このとき集合場所まで1人5$のサーチャージを取るにはびっくり。GBRは、バスにてポートダグラスまで向かいそこからクイックシルバー号にのりGBRの基地へ行きはそうでもなかったが、帰りは強風で船酔い客が激増という事態になった。船酔いする方はどうか?